夜、子どもがなかなか寝なくて困っていませんか?

寝かしつけって、本当に疲れる…。
なかなか寝てくれず、イライラしちゃうこともあるし。。

ほんと、つかれますよね。
うちの子も今1歳。
夜なかなか寝てくれず、家事や趣味に時間がとれなくて、ストレスたまります。
でも、そのイライラがこどもに伝わってしまうと、よくないですよね。
すでにいろいろと工夫されているとは思いますが、寝かしつけの方法はたくさんあります。
私は、保育士として働いていたときに、保育園でのお昼寝でこどもたちを寝かしつける方法をたくさん習得しました。
この記事では、寝かしつけの方法やコツをご紹介します。
あなたのお子さんの寝かしつけが、少しでも楽になりますように☆
ぜひ試してみてください!
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寝かしつけの方法

こどもを寝かしつける方法をご紹介します。
こどもによって、眠りにつきやすくするための方法はさまざま。
どれが我が子に合っているか、ぜひ試してみてください。
トントン
王道の、トントン。背中やお腹をトントンします。
眠りにつきやすいトントンのリズム、スピードも、こどもによって差がありますよ。
子守唄のリズムに合わせてトントンするのがおすすめ。
よしよし
お腹や背中、頭を手でさすってあげます。
さするスピードも、変えてみてください。
ママのぬくもりを感じて、安心して眠れる子どもが多いようです。
眉間をなぞる
眉間や眉毛を指でなぞります。
だんだん目がとろ~んとなってきて、眠っていきます。
耳をさわる
保育園でも意外といたのが、耳を触っていると眠る子。
耳たぶを触ると寝る子、耳のふちを触ったら寝る子。耳でも、触るポイントはいろいろとあります。
どこかに眠たくなるポイントがあるかも!?
足をマッサージする
ふくらはぎをさすったりもんだり。
足裏を軽く押したり。
大人もマッサージされると眠くなりますもんね。
子守唄を歌う
子守歌が効果がある子もいます。
おすすめの子守唄
- ゆりかごのうた
- ねんねんころりよ
- シューベルトの子守唄
- 穏やかな童謡(七つの子、ぞうさんなど)
子守歌をよく知らない方は、自分の好きな歌をバラード調で歌うのでもいいですよ!
J-popでも洋楽でも。ゆっくり鼻歌を口ずさむ感じでOK!
子守歌は、逆効果の子もいます。
子守歌のせいで目がさえてしまったり、静かにしてないと眠れなかったりする子もいるので、全員に使える方法ではないですね。
風をおくる
珍しいかもしれませんが、うちわで風をおくってあげると眠れる子がいました。(季節関係なく。)
穏やかな風は、心地よいのでしょうね。
だっこして揺れる
寝転がったまま寝ない、泣くときの最終手段。
だっこしてこどもを落ち着かせてから、眠りに落とす作戦です。
だっこは最強ですね。(母の体は悲鳴をあげるけど)
あえてなにもしない
体に触ると嫌がる子どももいます。
その場合は、なにもせずただ添い寝することになります。

私の息子が、これです。
トントンしてたら、逃げていきます…
ただ息子のそばで寝転がって、息子が自分で寝ていくのを待つのみ。
これはこれできついけど、仕方ない(泣)
布団に入る前からが勝負
寝かしつけは、布団に入ってからが勝負ではありません。布団に入る前、寝室に行くまでにも、重要なポイントがあります。
それは、習慣化。毎日同じ時間に、同じ流れで布団に入ります。
例えば、
- 夕食→お風呂→歯みがき→寝る
- お風呂→夕食→歯みがき→絵本→寝る
こどもが、「絵本をよんだら寝るんだ」「歯みがきが終わったら寝に行くんだ」とわかることも、寝るという行動の第一歩です。
入眠儀式
入眠儀式とは、寝る前に決まって行う行動のこと。
こどもに、「これをやったら寝るんだ」とインプットしてもらうために行います。
毎日同じ行動をとることで、心身が安らぎ自然と入眠モードになっていきます。
入眠儀式の例
- 絵本の読み聞かせをする。
- 一日のふりかえりをする。
- 家族や家具、お片付けしたおもちゃに「おやすみ」のご挨拶をして回る。
- 穏やかな歌を1曲歌う。
毎日継続して同じことをしましょう。
最初は、寝るまで時間がかかりますが、1週間も続けていると寝るまでの時間が短くなってきますよ。
一日のふりかえりとは、布団のなかで
「今日は、○○ちゃんは公園で遊びました。○○ちゃんは、積み木を高く積みました。○○ちゃんは、よるごはんをたくさん食べました。今日もたのしかったね。ゆっくり寝てね。おやすみ。」
と穏やかな口調で言うことです。
今日はもう終わるんだと思えると、眠りにつきやすくなります。
- 簡単なものにする。
- ママがいなくてもできるものにする。(パパやばあばでもできることにする。)
- 興奮しないものにする。
- 15分程度で終わるものにする。
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寝る環境

リビングや寝室の環境を見直しましょう。
寝る1時間前には、できればテレビを消し、スマホなどの映像を見せないようにして、寝る準備をします。
こどもが時間の概念が分かってきたなら、時計を見せて「長い針がここに来たら、寝に行こうね。」と声をかけるのも効果的です。
”もうすぐ寝るんだ”ということを、こどもが感じられるように環境を整えます。
寝室は、カーテンを閉めて電気を消して暗くします。
こどもが怖がる場合は、間接照明をつけたり隣の部屋の電気をつけたりしてくださいね。
だっこでの寝かしつけはいつまで?
- 赤ちゃんをだっこしないとなかなか寝てくれない。
- 抱っこで寝かせたら、布団におろしたときに起きてしまう。
- 赤ちゃんがだんだん重たくなってきて、だっこがきつい。
抱っこでの寝かしつけも、いろいろと悩みがありますよね。

私は、だっこでの寝かしつけは生後4か月でやめました。
いつまでにやめなければいけない、という決まりはありませんが、いつまでも抱っこで寝かせるわけにもいかないですよね。
ある程度早い段階で、寝るのは抱っこではなく布団の上だと認識してもらえる方が楽ですよ。
抱っこでの寝かしつけをやめる方法
- 1週間は泣かれても頑張る。
- 布団の上でも、ママのぬくもりが感じられるように工夫する。
今まで抱っこで寝てたのに、急に布団で寝てねとなっても、赤ちゃんは泣いてしまいます。でも、次第になれます。
最初の1週間は、泣かれても頑張ってみましょう。赤ちゃんの適応能力は高いので、慣れてくれますよ。
布団の上でも、ママのぬくもりや安心を感じられるように工夫します。
赤ちゃんに寄り添って、頭やお腹をなでてあげると、赤ちゃんは安心して眠りにつきやすくなりますよ。