この記事では、離乳食を作るために持っておくと便利なグッズをご紹介しています。
離乳食をはじめようとして調べていると、離乳食関連のグッズがたくさん紹介されていて、どれを準備すればいいかわからないですよね。
私も、全部そろえたほうがいいのかわからず悩みました。
でも、全部そろえても実際に使わなかったらもったいない!
離乳食の期間も長くはないし、せっかく買ったのに出番がなくて棚の奥に…なんて、避けたい。
でも、安心してください。
実際に離乳食をほぼすべて手作りした私が、離乳食作りに必要なものをこの記事で解説しています。
この記事の内容
- 持っておくべきもの5つ
- あったら便利だけど家にあるもので代用できるもの
- 離乳食調理器具セットについて
- 便利グッズの選び方のポイント
この記事を読むと、なにを買うべきかがわかるので、無駄なものを買わずにすみます。
ぜひ参考にしてみてください。
離乳食を作るなら持っておくべきもの5つ
私が実際に離乳食作りをしてみて、必要だったものは以下の5つ。
- すりばち・すりこぎ/ブレンダー
- 冷凍保存用小分けトレー
- タッパー(容量100ml前後のもの)
- キッチンバサミ
- クッキングスケール(はかり)
ブレンダーやキッチンバサミは、すでに持っている人も多いでしょうか。
どんなときに、どのように使うのかを1つずつ解説します。
すりばち・すりこぎ/ブレンダー
離乳食初期では、赤ちゃんが飲み込みやすいように、おかゆや野菜をすりつぶしてトロトロにする必要があります。
そのために、すりばち・すりこぎを使うか、ブレンダーを使います。
すりつぶしてトロトロにするのは1~2か月間だけですが、赤ちゃんが上手に飲み込めるようになるためには必要不可欠!
私は、すりばち・すりこぎを使ったよ。
すりばちを洗うのは、地味に大変だった。
細い溝に食べ物が入り込むから。
ブラシで洗うと取れやすいよ!
冷凍保存用小分けトレー
赤ちゃんは、一度にたくさんはたべません。最初なんて、おかゆを小さじ1杯から始めます。
毎回少量つくるのは、正直面倒ですよね。
そこで便利なのが、冷凍保存!
1週間はもちます。
100均で売ってある製氷皿を使ってもいいのですが、少々取り出しにくいです。
私のおすすめは、リッチェルの冷凍保存用小分けトレー。
15ml、25ml、50mlの3種類あります。
100均の製氷皿とは、取り出しやすさが全然違う!
製氷皿は、ひっくり返して台に打ち付けないと取り外せないけど(乱暴ですみません^^;)
リッチェルのは、欲しい部分が1つずつ取り出せて、ストレスフリー。
タッパー(容量100ml前後のもの)
上の写真は、容量が100mlのタッパーです。
離乳食後期になって、だんだん食べる量が増えてきたときに使うと便利。
この写真のものは、西松屋で購入しました。
ふたを外せば、電子レンジ使用できます。
私は、おかゆを入れて冷凍保存してたよ。
離乳食後期になると、1食分のおかゆや軟飯が90gほどなので、このタッパーはちょうどよかった。
おかゆや軟飯は、炊飯器でまとめて炊いて、小分けして冷凍保存するのが楽!
キッチンバサミ
キッチンバサミは、離乳食でも使えます!
離乳食後期や完了期によく使いました。
- うどんなどの麺を切る。
- 食パンを手づかみしやすい大きさに切る。
- 大人の料理から取り分けるときに、肉や野菜を小さく切る。
包丁とまな板を使うのもいいですが、キッチンバサミのほうがサッとできる気がします(笑)
クッキングスケール(はかり)
離乳食は、こどもの月齢ごとに目安の量があり、g(グラム)で表されています。
特に、肉や魚、豆腐などのたんぱく質は、あげすぎると内蔵に負荷がかかります。
おかゆ50グラムといわれても、どのくらいの量かわかりませんよね。
スケールで計ってあげると、安心です。
目安量といっても、こどもの体の大きさや食欲次第で、食べる量には個人差があるので、神経質になる必要はないですよ。
あったら便利だけど家にあるもので代用できるもの
あったら便利だけど、新たに買わなくても家にあるもので代用できるものは、以下の3つ。
- 計量スプーン
- 裏ごし器
- 小鍋
計量スプーン
離乳食では、はじめて食べさせる食材は、こさじ1杯からあげることになっています。
(卵などのアレルギーがでやすいものは、もっと少量から。)
そこで必要なのが、計量スプーン。
でも、クッキングスケールがあると、こさじ1杯(約5グラム)を計ることもできます。
小さじとほぼ同じ大きさのスプーンで代用することもできます。
裏ごし器
裏ごし器は、離乳食初期に必要になります。
ほうれん草などの葉物野菜や、かぼちゃなどの繊維を取り除いて、あかちゃんが食べやすいようにするためです。
裏ごし器は、ざるでも代用できます。
小鍋
離乳食の準備物に小鍋が必要と書かれているのは、大きい鍋よりも時短になるからです。
赤ちゃんが1度にたべる量は少ないです。
少量の野菜や肉を加熱するのに、小さい鍋のほうが火が通りやすいです。
でも、わざわざそのために小鍋を買う必要はないですね。
家にある鍋で問題ないですよ。
離乳食の調理器具セットは必要?
調理セットは、いろいろなメーカーのものが販売されています。
値段やセット内容がそれぞれ異なりますが、だいたいの内容は以下の通りです。
基本的にどのセットにも入っているもの
- すりつぶせる道具(すりばち・すりこぎ、すりおろしボウル・へら、など)
- 裏ごし器
- すりおろし器
より充実したセットに入っているもの
- みかんを搾る道具
- おかゆを作る道具
- タッパー
- 子ども用食器
- レシピ本
調理器具セットのメリット
全部そろっているから、別々に買う手間がはぶける。
なにを準備すればいいかわからない人は、セットさえ買っておけばとりあえず安心。
手っ取り早くそろえたい人には、調理セットおすすめ!
調理器具セットのデメリット
・不要なもの、あまり使わないものも含まれている。
・100均でそろえるよりお金がかかる。
調理器具セットは、値段もセット内容もさまざま。
自分が使いやすそうなものがそろった調理器具セットを探してみてね。
離乳食作りの便利グッズの選び方
離乳食を作るときに使う道具を選ぶポイントをご紹介します。
安全か
特に、100円ショップで売ってあるものを離乳食作りに使用する場合は、安全に使えるかどうか吟味してください。
たとえば、すりこ木。
・ささくれがないか
・使っていると木の破片が紛れ込まないか など
チェックする必要があります。
離乳食用や赤ちゃん用として売られている商品は、いろいろと基準を満たしていると思うので、そこまで神経質になることはないですよ。
衛生的か
赤ちゃんは免疫力が弱く、なるべく雑菌を体内に入れないようにする必要があります。
哺乳瓶を毎回消毒するのも、このためです。
調理器具も、丸洗いができて消毒できるものがよいですよ!
また、大人のごはんを作るときに使った器具を使いまわすと、アレルギー反応がでたりするので注意が必要です。
特に、卵や乳製品、小麦、そばなどは注意!
はちみつは1歳未満はぜったいにダメ!
よさそうなものは使ってみよう!
はじめての離乳食作り。
わからないことだらけで不安かもしれませんが、悩むより慣れろです!
最低限のものを準備して、やっていくうちに
「これがあったらいいな」
「家にあるもので十分かも」ってわかりますよ。